報道内容の要約4



2003年7月1日火曜日 サンデー毎日( 2003年7月13日号 )
総力取材 重大事件「 書かれざる全真相 」
メンバーが本誌に明かした「 強姦 」 までの全手口
早大「 レイプサークル 」 5人逮捕 被害続々
まさに「 都のセイヨク 」 である。 東京六大学の雄、早稲田大のイベントサークル「 スーパーフリー 」 のメンバーによる集団レイプ事件は、プロ顔負けの企画・動員力を見せつける「 大人 」 の顔と、性欲むき出しの幼児性とが交錯する。 ああ、大学生某国論−−。
捜査関係者へのインタビュー
「 ( 語気を強めて )踊場でやっておいて、何が合意の上、だ。 なりふり構わず捜査して、あらゆる証拠をそろえる( そんな言い訳が通用するか、という怒りの爆発 ) 」
イベントへの大学別参加者数順位( 組織機関紙から )
( 1 )早稲田大学
( 2 )慶應義塾大学
( 3 )東京大学
( 4 )青山学院大学
( 5 )明治大学
活動を手伝ったことのある学生へのインタビュー
組織構成員の顔写真入りのビラを持って女子大を回り、「 早稲田や慶應の男の子が来るから 」 と勧誘する。
組織のパーティー参加者の対象は「 クラブ未体験 」 の男女。 クラブで踊ってみたいけど、バカにされるんじゃないかと敬遠している学生を狙っている。 かける曲には「 モー娘。 」 などもあって、ほとんどカラオケのノリで、素人でもすごく入りやすい( チケットは3,000〜4,000円、ドリンクは1,000円と決して安くないが、地方からの新入生が「 あこがれの東京での大学生活に触れる 」 という意味では格好の場だったのだろう )。
組織の階級制度
チケットの販売実績により上にいけば組織のホームページに「 顔出し 」 ができ、売り上げからのキックバックも多くなる。 ロレックスの腕時計を買ったという構成員もいる( 元組織構成員 )。
元組織構成員へのインタビュー
1次会:パーティー、2次会:居酒屋で、3次会であるカラオケボックスか組織事務所に連れて帰って強姦するのが一つのパターン。
パーティーの際の強姦人数は1日で3〜4人。 組織の顧問的役割である慶大OBのKは4月の新入生歓迎コンパの時期は二十数人を強姦したといい、「 体が持たないよ〜 」 などと言っていた。
元組織構成員へのインタビュー
徹底的に飲ませて相手の自由を奪うので、暴力を使う必要はなかった。
※どうも酒・薬物等による姦淫も暴行・脅迫によるものと事実上同じだということに頭が回らないか、回らないふりをしている様子。
強姦された女性の「 彼氏 」 を名乗る男性から示談金を要求する電話が事務所にあった際、和田は相手方の電話番号が非通知であるかどうかを確かめ、非通知であることを確認すると、以下のように答えていた。
「 非通知なのは向こうに自信がない証拠。 普通に相手することないよ 」
和田の知人へのインタビュー
和田にはかなり借金があって、月々の返済額は30万円以上。 これまでに乗り込まれたことが何度もあって、その度にカネで解決していたようなので、そのせいかもしれない。
組織の内部事情に詳しい関係者へのインタビュー
事件後、名門の外資証券会社に勤めていた元組織構成員がクビになった。
藤村翔( 日本大学法学部3年 )と同じマンションの住人へのインタビュー
年齢より幼い感じ。 一人っ子なのにこんなことになって。
小林大輔( 学習院大学経済学部1年 )の近所の住人
「 何をやったかは、この辺のみんなに知れ渡っていますよ。 4人兄弟の一番上でしょ。 下の子たちが大変ね 」
性犯罪を悪と考えない社会風土の改善を
警察庁によると、ここ数年、強姦事件の認知件数は増加している。 これに対する関係者・機関の見方。
警察庁
告訴期限( 事件後6ヶ月 )が2000年6月に撤廃された上、相談専用電話の開設や女性の専門捜査員の育成など、被害者対策が進んだことが背景にある。
角田由紀子弁護士( 東京大学文学部卒 )著書「 性差別と暴力 」 ( 有斐閣 )
・警察庁の見解への反論
「 警察官や検察官が被害者を詮索するといったことは今でもある。 被害者のうち、告発する女性は1割程度とされる状況に変わりはない。 やはり、性犯罪自体が増えていると考えたほうがいい 」
被害者側の落ち度に言及する風潮への批判
「 酒を飲まされたり、飲み物に睡眠薬を混ぜられたりするケースがあるが、これは気をつけようがない。 酒席に行った女性が悪いということでもない。 加害者が「 合意の上 」 と主張すると簡単に信じられたりするが、こうした状況こそ改善しなければならない( と憤る ) 」
大学の対応の甘さについての指摘
「 安全な環境での教育ということは、どの大学も学生に保証しているはず。 であるならば、「 債務不履行責任 」 があると考えることもできる。 実際にアメリカでは、大学の安全度が公表され、事件のあった大学の幹部が総辞職をした事例もある 」
編集長後記 広瀬金四郎
早大生らによる集団レイプ事件に、暗然とした気分になった。 13年前に同じ構図の事件を取材したからだ。 1989年夏の連続幼女誘拐殺人事件を機に、若者たちの生態に世間の関心が集まった。 取材班を作り、90年元日から1年間新聞連載をしたが、連載8回目で取り上げたのがパーティーサークルだった。
代表だった東大4年生は大手証券会社に就職が内定していた。 相棒は慶大を出て大手化粧品会社に勤めていた。 2人は「 遊びまくっても、そこらへんの大学の学生とは違うんだ 」 と私にうそぶいた。
毎週金曜、東京・六本木のディスコでパーティーを開く。 二次会の場所は、元慶大生の住む代官山の高級マンション。 「 山手線ゲーム 」 の後、グラスにこっそり睡眠薬を入れ、2人は女性をレイプした。
「 世の中、結局、カネと権力 」 。 そう言う2人に向かって激昂した記憶がある。

週刊朝日( 2003年7月11日号 )
元組織構成員へのインタビュー
「 自分は加わらなかったけど、メンバーは月に1度は女の子を酔わせてマンションに連れ込んでレイプしていた 」
イベントのビラをもらったことのある学生( 早大・女性 )へのインタビュー
「 どれも「 慶應医学部 」 の文字が大きく載っていて、女の子を集める目的で名前を利用しているのがありありだった 」
早大のサークル情報に詳しい男子学生( 24 )へのインタビュー
「 サークル幹部の男子学生は、実は大学生になって急にはじけちゃった人が多い 」
小林潤一郎( 早稲田大学4年 )の友人へのインタビュー
同性の友人が少ないタイプだったが、大学生になってから急に服装が派手になった。
小林潤一郎の就職内定先
メーカー。
※さすがに内定は取消になった様子。

2003年7月2日水曜日 テレビ朝日( 17:00のニュース )
なぜこれまで犯行が発覚しなかったのか。
( 1 )用意周到で計画的な手口
( 2 )犯行後の懐柔等
なごみや写真等を用いた脅迫。
※なごみ・・・強姦の後で主に容姿の優れた組織構成員が被害者女性に対して「 みんながきみをかわいいと言っているよ 」 などと一見優しい声をかけて懐柔すること。 女性が被害届を出さないようにする犯行の事後処理行為。
( 3 )厳格な階級制度
和田は「 社長 」 であり、組織構成員が和田に逆らえないのは会社等で部下が上司に逆らえないのと同じである。
( 4 )警察の冷たい対応
1年前に被害届を出そうとした女性は、警察の指示のとおり事実をまとめたノート、相手方の顔写真が掲載されたパンフレット、相手方との電話の録音記録を提出したが、担当者が変わったとたんに「 合意があったのではないか 」 、「 そんなところ( ※ )に行ったあなたが悪い 」 などと冷たい対応をされ、被害届を断念せざるをえなかった。
※そんなところ・・・カラオケボックス( 夕方 )
杉井静子弁護士( 中央大学卒 )
強姦は二人きりの場所で行われることが多く、証拠が確保できず刑事告訴が困難なことも少なくない。

2003年7月3日木曜日 週刊文春( 2003年7月10日号 )
A子さん( 現在二十歳、当時高校二年生 )へのインタビュー
沖縄で、和田らが組織の一員として広告塔的役割を果たしてきたタレントのM( 当時人気バラエティ番組だった「 学校へ行こう! 」 にレギュラー出演していた現役東大生( 当時 ) )に会わせるからともちかけられてカラオケボックスに行った。
そこで和田らに強引に飲まされて、自分が用事で外出して帰ってきたら友人の一人がいなくなっており、和田に強姦されていた。
それから自分と友人二人は逃げようとしたが、和田らに「 飲まなきゃ帰さない 」 と言われ、まともに歩けなくなるほど飲まされた。 その後、和田らが宿泊していたホテルに連れ込まれた。 自分は逃げることができたが、もう一人の友人は和田らに強姦された。
次の日、制服姿でホテルに入る自分たちを見て誰かが通報したため、警察から和田らに連絡が入ったが、和田はシラを切り通したと笑って言っていた。
和田が逮捕されてからの組織内の対応( 元組織構成員インタビュー )
和田は逮捕が報道された2003年6月19日の10日前に逮捕されており、それまでは「 過労で入院中 」 と説明されていた。 他の( 逮捕された )4人とは連絡がつかなかったのでどうしたんだろうと思っていた。
19日に緊急ミーティングがあり、5人が捕まったが冤罪なので示談金を支払ってすぐに出してもらう、3日後の( 組織創立21周年記念 )イベントには和田サンも出てくるからマスコミには余計なことをしゃべらないように、と言われた。
組織の顧問役割を果たし、緊急ミーティングを仕切ったという岸本英之( 27 )
株式会社ジョブマガの代表で、同じ場所に和田が代表を務める有限会社スーパーフリーが存在し、そこで和田とは一昨年前から同居している。
慶応義塾大学の商学部を3年前に卒業。 在学中にイベント企画会社を設立し、ミス東大コンテストを初開催するなど注目を集め、"創業者"の学生社長として全国紙に写真付きで紹介されたこともある。
組織関係者へのインタビュー
「 マワす( 輪姦する )時には「 ひとり十分以内 」 と制限時間が決まってました。 それを超えると和田や岸本に怒られる。 楽しむというよりも、もうなんだか当たり前のこと。 悪気もまったくないですよ 」
十人に輪姦されたという女性へのインタビュー
「 翌朝リビングには岸本や和田、コバジュンなど数人がいてソファに座るように指示され、「 いやぁ、昨日はアツかったよ!何回転したんだ?十回転はしたよ 」 と面白そうに言われました。
それでようやく十人にマワ( 輪姦 )されたのだと分かった。 帰る間際、岸本が「 スーフリにはケツ持ちがいるから 」 と後ろに暴力団がいるような言い方をしたのをよく覚えています。 暗に「 他人に言うなよ 」 と脅していると思ったから・・・ 」
この女性はしばらくの間、精神的ショックと妊娠の心配で情緒不安定になった。 その後も和田や他の加害者は平気で連絡をよこしてきたという。
「 和田が電話で「 久々に撃ちたくなっちゃったんだよね。 もうマワされちゃったんだからいいでしょ?事務所に遊びにおいでよ 」 なんて言ってくる。 冗談じゃないと思い断るんですが、すると、キミってそういうコなんだ。 変わっちゃったね 」 と言ってキレていました。 岸本も同じです。 その後ある場所で偶然会ってしまったとき、悪びれることなく「 元気?事務所遊びにおいでよ 」 と笑顔で言うんです 」
岸本は実況見分に立ち会っている他、警視庁の事情聴取を複数回にわたって受けている。
組織関係者へのインタビュー
岸本は警察に呼ばれて帰ってきた後、「 知らなかったで通してあるから、みんなそれに合わせるように 」 と通達をまわしたらしい。 弁護士にもとっくに相談していて、女性スタッフにレイプはなかったと証言するように要請したり、暴行写真の消去など証拠隠滅に余念がないようだ。
岸本英之( 慶應義塾大学商学部卒 )の母親へのインタビュー
「 会ったことはないですが、和田という人と一緒に住んでいたことは知っていました。 電話番号が分からず、連絡をとりたいんですがとる方法がなくて・・・。 言われていることが本当なら申し訳ないですし、十分に反省させなあかんと思ってます。 とにかく本人と話がしたい 」
警視庁の捜査関係者へのインタビュー
「 再逮捕はもちろん、現在逮捕されている5人以外や企業に就職しているOBも捜査対象になるだろう。 家宅捜索でパソコンを押収しており、暴行現場の写真や二次会で使っていた店の資料も押さえてある。 輪姦に加わっていなくても見ていただけでも現場にいれば共同正犯でもっていく意気込みでやっている 」
日常的にレイプを繰り返していた人間のすべてが断罪されるべきだろう。

2003年7月7日月曜日 週刊ポスト( 2003年7月18日号 )
早大サークル集団レイプ事件第2弾
戦慄の「 レイプマニュアル 」 を入手
口封じの「 暴行写真 」 とはあまりにもむごい!
世間には≪和み≫とか≪癒し≫を求め合う風潮がある。 しかし、狂暴で、残忍で、人を嘲笑うかのような犯罪が跡を絶たないのは、癒しの反語では片付けられない。 早大の学生サークルによるレイプが許せないのは、当事者の罪もさりながら、同じ学生間に断罪の声すら湧かず、大人たちは顔をしかめるのがせいぜいだ。
この国には、昔から、人としてやっていいことと悪いことの決まり、掟がはっきりある。 それをないとうそぶいたり、見て見ぬふりをする欺瞞や正義を教えない卑劣さがあのバカ者たちを生み、社会の凶悪化を助長している。 ≪和み≫なんてきれいごとをいっている場合ではない。
PART1 「 スーパーフリー 」 の犯罪
( 1 )“合意”を装う悪質な手口
( 2 )“笑え”“笑え”の意味
( 3 )「 どうせ証拠なんて出ない 」
PART2 有名TVプロデューサーが黒幕スポンサー
( 1 ) サークルがエキストラ調達基地
( 2 ) 大手広告代理店では懲罰委員会開く
記事の詳細
http://www.weeklypost.com/jp/030718jp/index/index1.html
元組織幹部へのインタビュー
「 最近ではイベントブームも下火になり、どのサークルも赤字運営するなか、スーフリだけが唯一の黒字サークルとして君臨できたのは、和田の右腕である岸本英之の存在が大きかったのだと思います 」
岸本英之はエキストラの学生集めでテレビプロデューサーのT氏の信頼を得ることに成功し、仕事の紹介を受けて会社( ジョブマガ )を設立することができたと常々語っていた。
某広告代理店で懲罰委員会が開かれる
「 問題になっている社員の多くは、学生時代にイベントサークルに何らかの形でかかわっていた人たち。 レイプや輪姦などに加担していなかったかどうか疑われているだけでなく、彼らが代理店に就職することによって、自分や同期が担当する企業を後輩のイベントの協賛につけ、学生側から紹介料をとったりしていたんじゃないか、といわれています 」 ( 代理店社員 )
この広告代理店で懲罰委員会が動くのは、よほどの緊急時のみだという。 それだけに、厳しい調査が始まっているようだ。
「 懲罰委員会では携帯電話を取り上げ、メモリまで調べているそうです。 中には岸本英之の会社設立に深くかかわったとされる社員もいて、今後も追及は続くでしょう。 会社としては、後手後手になるのが最悪ですからね 」 ( 前出の社員 )
懲罰委員会が開かれているという広告代理店へのインタビュー
「 ネット上の掲示板で当社社員の個人名が書き込まれているのは把握してますが、懲罰委員会及び社内調査は実施していません。 が、近日中に当該社員からヒヤリングを行なう予定です 」

週刊現代( 2003年7月19日号 )
スーフリ「 強姦アルバム 」
http://kodansha.cplaza.ne.jp/broadcast/wg/2003_07_09/
女性の尊厳を徹底的に踏みにじった野獣サークル「 スーパーフリー 」 。 このサークルのメンバーたちが起こしたレイプ事件が発覚して以来、「 スーパーフリー 」 の悪辣な実態が次々と明るみになっていますが、『 週刊現代 』 の取材で、また新たな事実が明らかになりました。
準強姦罪で起訴されたサークル代表・和田真一郎被告らは、被害に遭った女性の口を封じるために、自分たちがレイプしている模様を画像で記録していたというのです。

2003年7月8日( 火 ) 日刊ゲンダイ
「 レイプ主犯( 和田真一郎 )の父 激白 」
父親は建設下請けの会社を経営。
後継ぎにしようと小さなときから現場に連れて行ったが、スパルタ教育が嫌で文科系に行くと言って中大に入った。
借金があったらしくこっそり母親に借りていた。
「 変だなぁと思ったのは2年くらい前からです。 ヤツが『 今度、相方とイベント会社をつくる 』 と言い出したので、『 学生仲間で会社ゴッコなんて 』 と言ってやったんだけど、カミさんにこっそりカネを借り始めたようです。
住民票を私のところに置いていたため借金の取り立て電話もかかってきて、カミさんがヤツに『 あんた何やってんのよ 』 としかっていました。
数百万円の借金があったようです。 一緒にやっていた岸本という社会人に利用されてたんじゃないのかな。 でも、だからといって強姦の罪は変わりませんけどね 」
面会も弁護士もこちらからはつけていない。 「 あのヤロー、出てきたらただじゃおかない 」 と思っている。
でも、親子の縁は一生ですし、どこで育て方を間違ってしまったのか・・・。