裁判の情報8



●第35回公判 2004年3月24日水曜日11:00(第528号法廷)
  傍聴席44席、抽選なし(先着順・おそらく全員傍聴可)

宇田篤史(無職・読売東京理工専門学校中退)の弁論手続。
約30分で閉廷する。
検察は懲役4年を求刑。
弁護人は最終弁論で「被告人らの行為は鬼畜としか言いようのない許しがたい行為だ」と述べた。
次回期日で判決。

●第36回公判 2004年3月24日水曜日13:30(第528号法廷)
  傍聴席44席、抽選なし(先着順・おそらく全員傍聴可)

小林大輔(元学習院大学経済学部1年)の証拠調べ手続。
約1時間で閉廷する。
次回期日で論告求刑。おそらく次々回で判決。
内心はどうであれ、うつむき加減で気落ちした表情で入廷する被告人が多い中、小林大輔は傍聴席や周囲を見渡しながらへらへらとした表情で入廷する場合が多く、特異な印象を受ける(このような被告人は小林大輔のみ)。
入廷途中に傍聴席に見知った顔を見つけたのか、薄ら笑いを浮かべながら一礼していた。

(検察官による被告人質問)
頻繁に輪姦に参加していたが、駒澤大学から学習院大学に再入学後はうってかわって参加しなくなった。
そのため、他の構成員から「脳内革命が起こったんじゃないの?」などと言われていた。
吉野弦太検察官から以下のとおり追及されていた。
 
小林「泥酔した女の子とセックスすることは河口湖の件以外ではありませんでした」
吉野「2003年4月27日の被害者女性は泥酔していたんじゃないんですか?」
小林「時間が短かったのでよく分かりませんでした」
吉野「(あきれて)じゃあどの程度の時間があったら泥酔してたか分かるっていうんですか?」
小林「・・・分かりません」
※「分かりません」は小林大輔の標準回答。
和田に誘われたからイベントの参加を断りにくかったと答え、イベントに参加している場合といない場合があり、自分で選択していると指摘されていた。
河口湖で輪姦した女性はその後関本雄貴が風俗業に従事させた。
※関本雄貴は風俗店従業員勧誘業に従事していた(和田の弁護人によると闇金融業にも従事)。
2003年4月27日は岸本英之に現場を教えてもらい、輪姦に参加した。
現場には宇田篤史と関本隆浩がいた。
2003年5月18日には被害者女性に怒鳴られたが、「怖かったね」くらいにしか感じなかった。
その程度にしか感じないのは同様の事件を繰り返していたからではないのかと追及されていた。

(弁護人による被告人質問)
何度か要領を得ない返答を続けていた。
もう少し分かりやすく言ってもらわないと分からない、などと弁護人から注意されていた。
傍聴席のあちらこちらから失笑がもれていた(他の被告人の公判ではこのようなことは一度もない)。
小林大輔は(1)声が小さく、
(2)話す速度が妙に遅く、
(3)「分からない」を連発し、
(4)主語・述語が不明瞭で、
(5)聞かれないことを答え、
(6)聞かれたことを答えない。
その結果、何を言っているのか分からない。
のらりくらりとした小林大輔の態度に対して弁護人は業を煮やし、怒りをあらわにして叱責した(他の被告人の公判ではこのようなことは一度もない)。
「あなたは当事者なんだよ!」
「第三者って何だよ!」
「声が小さいんだよ!」
※小林大輔は輪姦への参加理由などを質問され、「私が第三者だったら〜」などとこれまでどおり訳の分からない返答をしていた。
「世の中には君らと同じようなことをやっている人たちがたくさんいる。この裁判はそういう人たちに対する警鐘なんだよ!ちゃんと答えなさい!」

(裁判官による被告人質問)
「酔っているか分からなかったというのは、同意があったということですか?」
「分かりません」
「分からないとはどういう意味ですか?同意があったと考えているということなんですか?」
「分かりません」
「分からないというのは君の言う和み撃ちだったと考えているということなんですか(ややいらだって)?」
「分かりません」
「あなたは「分かりません」と言うことで一体何を主張したいんですか(不快感を示して)?」
※このようなやり取りが数度続いた。
3人の裁判官全員から質問されていた(他の被告人の公判ではこのようなことは一度もない)。
中谷雄二郎裁判長が「非常階段の吹きっさらしの場所で、足の汚れを落とす硬い玄関マットの上で姦淫され、背中にも傷を負った被害者がどんな思いをしているか分かりますか」と説諭していた。